こんにちは!毎年8月9日は、トーベ・ヤンソンさんの誕生日にちなみ「ムーミンの日」です。
ポスティオ・マルシェが開店したのは2005年です。
切手を集めようと思ったきっかけは「デンマークのデザイン(1997年)」ですが、もうひとつ、ムーミンのポップアップショップで見つけた2003年発行の切手帳があります。
実は表紙が切れた状態で販売されていたのですが、「ムーミンの切手があるんだ!」と喜んで購入した記憶があります。

今日は1992年から最近まで、ムーミンのふるさと、フィンランド郵政(posti)から発行されたムーミン切手とFDCのデザインを一挙にご紹介します!
ムーミンとトーベ・ヤンソン
ムーミン(フィンランド語: Muumi、英語: Moomin)は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson )の「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説、絵本と、弟ラルス・ヤンソンと共に描いた「ムーミン漫画」作品の総称で主人公の名前です。
ムーミンは北欧の民間伝承に登場する妖精の一種「ムーミントロール」で、日本では動物のカバと思っている人がいるようですが、妖精という設定なのです。
ですが、トーベ・ヤンソンによると、ムーミンは自分のことを「Varelser(存在するもの)」と答えていて、妖精とは言っていないそうです。
トーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson 1914年8月9日 – 2001年6月27日)は、フィンランドのヘルシンキ生まれの画家、小説家、児童文学作家です。
創作領域は絵画、小説、コミックス、脚本、詩、作詞、広告など多岐にわたり、『ムーミン』シリーズの作者として世界的に有名になりました。読者層は幅広く、「9歳から90歳まで」とも表現されます。フィンランドでは画家としての評価も高く、水彩画や油彩画、雑誌の風刺画や公共建築の壁画など多くの作品を残しました。《引用:wikipedia》
トーベ・ヤンソンの功績を讃える切手が2004年に「生誕90年記念切手」2014年に「生誕100年記念切手」として発行されました。

2004年の切手シート発行時にトーベ・ヤンソンとムーミン切手についての解説があります。
☆ 2004年発行・ムーミンの切手シートについての解説 ☆
ムーミンママの足跡をたどって・・・
トーベ・ヤンソン(1914~2001)は、ムーミンの生みの親として世界で広く知られ愛されていますが、彼女は画家、作家、イラストレーター、風刺漫画家でもありました。
父は彫刻家、母は画家という、自由奔放でありながら勤勉な芸術一家で、二人の弟とともに幼い頃から絵を描いたり、物語を作ったりと、芸術に親しみながら育ちました。15歳のとき、『ガルム』という雑誌の挿絵画家として、母のあとを継いでデビューし、後にストックホルム、ヘルシンキ、そしてパリで絵の勉強をしました。
1945年、『ムーミントロール』の1作目が出版され、1954年からはイギリスの新聞「イブニング・ニューズ」に漫画『ムーミン』の連載が始まりました。これにより『ムーミン』 は世界中で親しまれるようになり、弟ラルスは生涯を通じて姉の執筆活動を支えました。 トーベ・ヤンソンの人気の秘密は、尽きることのない想像力と、すべての年代の読者が共感する、彼女のストーリーに込められた寛大さと温かさにあります。それは、どんな辛いときにも平静さを失わないムーミンママの姿から読み取れるものです。
ムーミン切手の絵はすべてトーベ・ヤンソンのオリジナルです。ムーミン切手は1992、1994、1998、2000、2003年に発行されました。切手用にデザインしたのは芸術家 Pirkko Vahteroです。2004年の新しい切手は、8月9日にトーベ・ヤンソンの生誕90年を記念して発行されました。デザインはグラフィックデザイナーPaivi Valnionpaaが担当しました。
(引用:posti.fin 2004年発行・トーベ・ヤンソン生誕90年・スーベニアパック)

フィンランド発行・ムーミン切手のすべて
ここから、フィンランドで発行されたムーミンの切手を年代順に掲載します。
フィンランドのムーミン切手はすべてトーベ・ヤンソンの原画を元にしています。
切手帳は表紙、切手本体、裏表紙、FDCです。(FDCは入手できた年のみ)
1992年・NORDIA 切手帳
NORDIA 1993の記念切手として発行されました。NORDIA は国際切手展で、1993年にヘルシンキで開催されました。



1994年・ムーミン切手帳
ムーミンの物語の中で人気があるスナフキンとムーミンの2種が4セット切手帳に入っています。




1998年・ムーミン切手帳
「イカダに乗って」がモチーフになっています。



2000年・ムーミン切手帳
ヘムレンさんは切手集めが趣味!
「なに、衝突する?それは、切手の収集となにか関係があるのかな。」《引用:ムーミン谷の彗星》
植物学者になる前に切手集めを極めたヘムレンさんの名言です。





2003年・ムーミン切手帳
2001年6月にトーベ・ヤンソンが逝去されていますので、3年の期間が空いています。
切手帳の形式も他のフィンランド切手と同じセルフ糊(シールタイプ)の形状になりました。




2004年・トーベ・ヤンソン生誕90年・ムーミン
ムーミン切手を一躍有名にした伝説の切手です。
ふわふわのフロッキー生地と水色の色合いがムーミンのイメージにぴったりで、エンボス加工もあるという凝ったデザインの切手です。





2007年・ムーミン切手帳





2009年・ムーミン切手帳





2011年・ムーミン切手帳





2013年・ムーミン切手帳




2015年・ムーミン切手
2015年はパペットアニメがモチーフで、切手帳ではなく切手シートの形で発行されました。




2017年・ムーミン切手帳
3つ折りの切手帳が採用されました。





2019年・ムーミン切手帳
オリジナルの絵に近いイメージです。



2020年・ムーミン切手帳
初めて2年連続で発行されました。




2022年・ムーミン切手帳
2022年は読書がテーマの『ムーミンABC』です。



2025年・ムーミン80周年
ムーミン小説が初めて出版されてから80周年の記念切手です。



ムーミンの最初の物語『ムーミンと大洪水』が1945年に出版されてから80年になります。心温まる冒険物語は、故郷を追われた家族が家を探す旅を描いています。物語は、後にムーミン谷として知られるようになる場所で終わります。ムーミン谷の象徴である青い家は、活気に満ちた場所です。誰もが歓迎される場所、それは真の「つながり」の象徴です。扉は常に開かれています。

フィンランド発行ムーミンの切手・まとめ
フィンランドで1992年から発行されたムーミンの切手、いかがでしたでしょうか?
改めて数えると2025年までの33年間、1〜4年の間隔で16回も発行されていました。
ムーミンが本国フィンランドで愛されていることがわかりますね!
個人的にはセルフ糊になる前の正方形に近い形の切手帳が、ムーミンの雰囲気に合っていてかわいいなと思っていますが、みなさまのお気に入りはどれでしょうか?
これからもムーミン切手はコレクションを続けていきます。
ポスティオ・マルシェでは2025年8月現在、ムーミン切手全種類のお取り扱いがありますが、在庫が少ないものから品切れになると思います。再入荷の見込みがないものが多くなっておりますのでご了承ください。
掲載のFDCと切手シートの一部は個人コレクションです。販売可能な切手とFDCはショップに掲載の商品がすべてです。
トーベ・ヤンソンについてはこちらの記事もご覧ください

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