【美術館散歩】「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」@東京都美術館

2025年9月12日〜12月21日に東京都美術館で開催している『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』を観てきました。

これまで私の中では「孤独」のイメージが強かったゴッホですが、家族との繋がりの視点で見ることで新たなゴッホを知ることができました。

目次

『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」は、単なる名画展にとどまらず、家族の絆と受け継がれる夢というストーリーて展開される展覧会です。

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 – 1890年7月29日)は、オランダ出身の画家です。
主要作品の多くは1886年以降のフランス居住時代、特にアルル時代(1888年 – 1889年5月)とサン=レミでの療養時代(1889年5月 – 1890年5月)に制作されました。感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、ポスト印象派を代表する画家です。フォーヴィスムやドイツ表現主義など、20世紀の美術にも大きな影響を及ぼしました。(引用:wikipedia)

この展覧会の最大の魅力は、ゴッホの遺した傑作の数々が、家族の手で大切に守り伝えられてきたことを体感できるところです。

天才画家ゴッホの才能は、弟テオ(テオドルス・ファン・ゴッホ)の経済的・精神的な支えなくしては語れないことは知っていましたが、テオ以外は知りませんでした。

テオの肖像(ファンゴッホ美術館 1987年)

ゴッホは37歳という若さで亡くなりましたが、弟のテオ(Theodorus van Gogh 1857年5月1日 – 1891年1月25日)もゴッホの死の翌年に33歳で亡くなっています。

テオの逝去後は、妻ヨーが集大成のコレクションを守り抜き、息子フィンセント・ウィレムがゴッホの魅力を伝えるこことに尽力しました。

家族の愛と努力が、ゴッホの絵が“100年後の人々にも届く”という夢を実現させました。

『トーベとムーミン展』は写真撮影が一部を除いて可能なため、写真と共にご紹介します。

見どころ 1 ファミリー・コレクション初期から晩年までを一覧

展示されるのは、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館所蔵による油彩・素描など30点以上です。

『ひまわり』で知られるゴッホですが、『ひまわり』は1888年8月から1890にかけて制作されています。

今回の展覧会は『ひまわり』以前のオランダ在住時のやや暗めな色づかいの作品から、フランスに移り変化していく過程がわかりやすく見ることができます。

見どころ 2 日本初公開のゴッホの手紙

そして日本初公開となるゴッホ自筆の手紙4通も並びます。

家族と交わされた言葉や、ゴッホ本人の想いに触れながら、画業の軌跡をリアルにたどれるのが印象的でした。

『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』まとめ

「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」は、ゴッホという有名な画家を深掘りできる内容で、同時に家族の温もりを感じることのできる展覧会です。

上野に行く機会がありましたらぜひ、ご覧ください。

  • 会期:2025年9月12日(金)~ 12月21日(日)
  • 会場:東京都美術館
  • ロッカー:あり:コイン戻り式 ¥100(コインお持ちください)
  • 写真撮影:一部可能(作品はほとんど不可)
  • 休館日はウェブサイトのカレンダーでご確認下さい。

東京都美術館 WEBサイト https://www.tobikan.jp/

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過去のご紹介したゴッホの切手は少ないですが、切手のモチーフとしてもゴッホの良さが伝わってきます。

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